蛍色
Page.2 君との出会い
ガチャンッッ



「なんなの!!この不味い夕食は!!」


「すみません……」


あれから数日後。


私は毎日のようにこうしていじめられてる。


「もう!さっさと片付けなさい!」


今日は運悪く恋が帰ってくるのが遅い。



「恋の夕食は私が作りますから。あなたは何もしないでくださる?」



「は、はい。」


彼女には手も足も出ない。




恋!早く帰ってきて!



私はそう願うしかなかった。


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