蛍色
「せんぱーい!どうしたんですか?そんな所に突っ立って!!」


「星月……。」



つい忘れていた。



ここは大学だった


「やだなー俺の事は爽史郎って呼んでくださいって言ってるじゃないですか☆あ、それか爽子って呼んでもいいですよ!俺も先輩の事¨凛子¨先輩!って呼びますから!」


キメェ……。



「まぁ、それは置いておいて。先輩に用事があるんですけど」



「そうだよ。用件ってなんだよ。」



「あの、今度っつか今週の土曜日卒業した先輩も呼んでパーリィしようぜ!!的なwww」



wwwじゃねぇよ



「いいんじゃない?」


「じゃあ、先輩は参加ってことでいいですか?じゃあ決まりですね!!それじゃあ!」


それだけ言って爽史郎はいなくなった



元気だなアイツ



ふっと笑って俺も大学を後にした
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