冬の桜


奏は、いまだに鳴り響く目覚まし時計に手を伸ばし、停止させた。

そして、昨日の晩から開けておいた窓から、庭の桜の花びらが舞い降りてきた。


淡くすぐにでも消えてしまいそうなそれをみながら、奏はため息をつく。


「…仕方ねぇ、支度するか」

自身の相変わらずの男口調に苦笑しながら、ドアを開いて階下のリビングへ向かった。


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