初めての愛 ~先生に恋した日~
………始まったってことは「坊っちゃん」は何処だろう?


アタシは何気に「坊ちゃん」を探している




そしてやっぱり里子も同時に探している
一通り会場を見渡した里子が残念気に独り言を口にしてる

『なんでぇ~?
なんで「坊っちゃん」いないのぉ~?
まさか…来れなくなったのかなぁ~』



突然、会場内にマイクを通した声が響き渡った

『えーと、みなさん同窓会も半ばですが
きっと皆さん川内先生を待っていますよね~?
その川内先生はあと少しで到着すると言う事でーす!
1次会はあと1時間で終了しますが2次会もダーツバーにて用意してま~す』


この同窓会の幹事が、みんなに伝えた。



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