スイーツな関係
「なんか合わなかった。些細なことでも顔色見るように聞いてくるし、途中でお母さんからの電話に出て長話したり、この人マザコンなのかなって」

「商社勤めのエリートだったんでしょ? もったいないんじゃない?」


結婚するならやはり条件の良い方がいいはず。
亜希の父親は社長なんだし。


「ううん。いくら贅沢させてくれても、やっぱり相性は大事だもん」
「亜希は相思相愛で結婚したいって言っていたっけ」
「麗香だってそうでしょ?」
「そりゃあね。でも私の方のLOVEが多くてもかまわないかなって」
「え? なにそれ? もしかして彼氏が出来たの?」


亜希に聞かれて、私の頬が緩む。


「誰? 誰なの? そんな麗香の顔、見たことないよ」
「まだ付き合い始めてそんなに経っていないの」


< 283 / 512 >

この作品をシェア

pagetop