タイムトラベラー
うちは荷物を遼ママに預けて二階の遼の部屋へ向かった。

「遼~入るで?」

「いやん。ノックしてやぁ~///」

「黙れ。きっしょいな」

「嘘やん、怒んなって~」


このアホが遼。
うちと同じ年の高校三年生。
学校ゎちゃうけど、近いから会ったら駅まで一緒に行くみたいなそんな感じ。



「ほんで。今日は何しにきてん?」

「あーうちの家族が田舎帰ったから、ここでお世話なろーみたいな?」

うちの田舎は長崎やから大阪からは車で13時間くらいかかる。
多分一週間くらい帰ってこやんやろな…


「え~こんなおっさん一週間も預かるんかよ~」

「あぁ?誰がおっさんやて?お前明日起きたらうちのおかんのパンツ被せといたるからな。」

「それだけはマジ勘弁してください…」


そんなしょーもないやり取りをしてたら一回におる遼ママに呼ばれた。
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