そばにいたい。
カチャ
1406とかかれたドアをあけてはいると、
そこには、私と玲菜の荷物がおかれていた。
「あ…そっか、一度も入ったことなかったんだっけ」
もういまは5月に入ってしまっている。
「とりあえず、運ばなきゃ…」
ピーンポーン♪
よしっと気合いを入れたところで
ふいにインターホンがなった。
はーいと返事をしながら開けてみると、
朔と陸がいた。
「やっほ♪」
「あれ、どうしたの?」
「いや、悠莉ちゃんひとりだし、どうしてるかなーって」
うわ、やさしいな。
笑いながらいってるけど、退院したばっかだから心配してきてくれたんだよね、きっと
「あ、ごめん、まだ片付いてなくって」
「あれ?あ、そっか、まだ寮きたことなかったんだ」
そうそうといいながら朔たちをリビングにとおした