大嫌いなアイツ
 


―――この瞬間(とき)から、私の感情に変化が起こる。


…いつもそうやって笑ってくれたらいいのに。


嫌いなヤツにそんなこと求めるなんておかしいけど、素直にそう思ったんだ。
もっと、吉野のその笑顔が見たい、って―――。








―――そして、今まで見えていなかった吉野のことが見えるようになったのも、この時からだった―――。






 
< 8 / 103 >

この作品をシェア

pagetop