可愛い男子と恋愛



「私、嫌われたかと思ったっ……ひく……大空がいつもみたいに、笑って…くれないからっ…」



菜子は俺の服をぎゅっと掴む



「さっき…も…女の子達と楽しそうに話して…て…なのに私には冷たくて……だから…私っ…もうダメかと思っ…」





俺は菜子を強く抱きしめた




やっぱり、菜子を傷つけてたんだ



「大空…?」


「ごめん…傷つけて」




俺は思ってたことを素直に伝えた



俺も菜子に嫌われたと思っていたこと


だから、避けるように冷たくしたこと





それを伝えたら、菜子は



「あははっ…似た者同士だねっ…」



って、笑ったんだ




「菜子、俺と付き合ってくれる?」


「もちろんっ!」





こうして、俺達は付き合うことになった




その後すぐに玲汰から電話がきて、俺達は合流した



付き合うことになったと伝えると、玲汰と藍川は大喜びした



この二人にも、感謝しなきゃな




< 109 / 122 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop