【完】続☆幼なじみの、お嫁さん!!
『肩、使ってもいーよ』
陸斗が自分の左肩を
トントンと叩いて
合図しながら言った。
(えっ…!)
突然そんなことを
言われたので驚いて
一瞬、返答に困ったら。
『…別に
いらないならいーけど』
そっぽを向いて
口を尖らせながら
陸斗がいじけたように
そう言ったけど
「…いらなくなんか、ない」
私は直後にそう返答して
陸斗の左肩に
そっと頭を乗せて目を閉じ
まどろんだ。