【完】続☆幼なじみの、お嫁さん!!

『穂波ー?』

「なーに?」

『どーして俺が

いきなり新婚旅行なんか
計画したと思ってる?』


歩きながら
陸斗がそんな話題を切り出した。


「えっ…どうしてだろ?

…陸斗が行きたいって
思ったからじゃないの?」

『それもある。けど
それより大きい理由がある』

「何?その理由って」


私が聞き返すと

陸斗は歩くのをやめて
砂の上に座り込んだ。


< 132 / 208 >

この作品をシェア

pagetop