君が好きです...
好き

あなたへの思い

中学2年の春。

今日は始業式
私はいつものように登校した。

クラス発表を見た
私のクラスは2-4
その中には仲のいい友達の名前があった。

その名前は『美咲』
美咲と私は小学校の頃から仲が良かった。

6年の時にはいろいろ喧嘩もしたけど・・・
でも大好きな心友だから何でも話せた。

2-4のクラス名簿にあいつの名前があった。

その名前は『和也』

去年も同じクラスで小学校も一緒だった

まさかあの時こんな気持ちになるなんて思ってもいなかった。


私は心友の美咲を見つけ教室に行った。
教室に入ると見たことのある子がいっぱいいて安心した。

今年はこのクラスで『頑張ろう!』と思った。

始業式が始まった。
正直校長先生の話は長くて眠くなっていた。

私たちが楽しみな担任発表の時間になった。

私たちの担任は生徒から人気がある『山下先生』だった。
山下先生になった時は嬉しかった。

教室に戻って席を確認すると隣は小学校から仲の良い男子だった。

私たちはHRが終わるとすぐに帰った。


新しいクラスになって1ヶ月が過ぎた。
1ヶ月が過ぎたから席替えをした。

私の隣は和也だった。
正直その時は和也のことは好きではなかった。
普通の男友達みたいな感じだった。

でもその後に何が起こるか分からなかった。

和也は頭が良い。
私は正直言ってバカだ...

数学の時間になると良く和也に答えを聞いていた。
その時に優しくされたのが嬉しかった。

ちょっと優しくされるぐらいで好きになるなんて...と思っていた
でも私の考えが甘かった。

和也と話していくうちに胸がドキドキするようになってきた。
その時に恋だって気付いたのかも知れない。


でも私はその時だけだと思っていたんだ。



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