オレは妹に恋をする
2.禁断の果実
それからしばらく経ったある日の昼休み。

私は恵と会話中。

突然恵が、私に質問を投げがけた。


「小百美ってさ、

好きな男いないの?」


「好きな男ね~・・・」


・・・

頭の中に、

一番に思いついたのは、

なぜか、恭兄だった。

・・・

ありえないでしょ?

何で、兄貴の顔が浮かぶの?

焦る私を見た恵が、

笑いながら言った。
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