宇宙人とストーカーと私
「姫から離れろ!この変態金髪男!」
勢いよくドアが開いたかと思うと、彼方が慌てた様子で転がり込んできた。
いや、変態はあんただろ。
ていうかなんでそんなとこにいるんだ。
私の白けた視線を全く気にしていない様子の変態は、ズカズカと私たちの方に近付いてくる。
「む、その変態というのはもしかして俺のことか?」
おそらくそうだけど、律儀に返事しなくていいんだよ、山田くん。
底はかとなく漂うこのカオスを感じているのは、きっと私だけじゃないだろう。
ストーカーvs宇宙人。
…間違いなくおかしな方向に向かってる。