文目剣術部【参】

しばらくボーッとしながら2人は剣道場の中を見ていた

「もうお前らも3年か…俺も歳とる訳だ」

「じじぃですか?あんた」

「まだ20歳でしょ?」と詠は苦笑いした

「『まだ』じゃなくて『もう』だろ?」

高笠は「やだやだ」とため息ついた

「ついに明日だな詠」

「…はい」

そうついに明日詠達は最後の試合を迎えようとしていた

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