文目剣術部【参】
2人は旗の見える方へと歩いて行った
「あんなに嫌がってたのに参加したんだね胡蝶」
「ど、どうしてもって頼まれたから仕方なく参加してさしあげただけですわよ!」
「どうしてもって誰か言ってたかな?」と蔭平は一瞬思ったがあえて黙っておいた
くじ引きでペアになった2人は眈々と山を登っていた
しばらく黙って登っていた蔭平と胡蝶の2人
「…何で黙ってますの?」
「え?何か話した方が良い?」
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