意地悪なアイツ【完】
「ねぇ唯…。
私たちの約束は、お互いに隠し事を
しないことでしょ?」
黙りこむ私に子供をなだめるような
優しい声で話しかける愛美。
そんな愛美の真剣な顔を見て私は決心した。
『分かった、全部話すよ…』
私は今までのことを全て愛美に話した。
目の前が突然暗くなって
見えなくなったこと…
そのせいでケガをしたこと…
角膜ヘルペスという
目の病気を患っていること…
そして、
失明になる確率が高いことを…