【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱







 気付いたこと。





 あの倉庫と屋敷が、1ブロックしか離れていなかったこと。




 ご近所さんなら、遅くなるも何もなかったじゃないのよー。




 なんて、文句を言える立場じゃないような…。⇐?



「随分、派手にやられたのね…」




 亜衣さんが、私の髪にはさみを入れながら。




 ポニーテールを切られたときに残ってた長い髪を減らしてもらうのと、髪の量を減らすという作業をしてもらってる。




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