【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





「飯食ったら、繁華街行くぞ」





「…うん」




 会話終了。




 奏太さんて、なんか無愛想だから、会話が長続きしないんだよね。






「…食事代は、俺が出すから」






 奏太さんが、ボソッと。




 買い物に時間がかかることを考えて言ってくれたんだよね。



 でも、なんでわかるんだろ。



< 124 / 438 >

この作品をシェア

pagetop