【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱




「図星だろ」






 この人…エスパーですか。





「とにかく、全然迷惑なんかじゃないからな」





 奏太さんが言った、そのとき。




「むしろ、もっともっと甘えてくれてもいいんだからね?」




 龍太さんが、ひょっこり顔出して、言ってくれた。



「龍太さん…」



「そうだよ、だって俺らは家族だからさ」




 三つ子の中で一番優しい瑛太さんの言葉は、一番説得力があった。



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