【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱





 …え。





 い、今っ!?





「じゃ、じゃあ、奏太さん、出てってくださいっ!」





 私の言葉に、





「なんで?」





 鈍すぎますっ!




「着替えるから…」




 奏太さんは、機嫌悪そうに舌打ちして、




 それからゆっくり部屋を出て行った。




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