この学園は普通じゃない。〜いけめん☆すーぱーらいふ〜



「探したんだよ。」


光はしばらく歩いてからその辺のソファーに寝転ぶ。

私の腕を掴んだまま。


私もとりあえず空いたスペースに腰を下ろす。


光のこの様子、無理したんだ。


「急に華恋が見えなくなったから心配した。」


目を閉じたまま喋る光からすごく疲れを感じる。


見えなくなったって.....。


「千里眼の能力で華恋を見れなかったんだよ。」


光の力を邪魔をした。

それは能力の高い者にしか出来ないことで....。


「華恋。昴先輩には気をつけて。」


光の心配そうな声。


昴先輩はどうして光に制御の能力を使ったの?





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