この学園は普通じゃない。〜いけめん☆すーぱーらいふ〜
「見えたか?」
「うん。こっち。」
蓮に質問されて答えると本の方へ歩き出す私。
「ねぇ〜。これって結構大きな事件だよねぇ?予知夢見なかったのぉ?」
ふらふら歩きながら蓮に質問する光。
確かにこのくらいの事件なら予知夢見てそう。
私も蓮の言葉に耳を傾ける。
「見た。でも....」
蓮は言いにくそうに私を見る。
え?私?
「この事件の夢じゃない。」
.....なんで蓮は私を見たんだろう?
「じゃ、結局見てねーってことかよ。」
「....そうだな。」
光たちの会話に入る銀。
銀は『なんだよー。早く解決できるかと思ったじゃねーかよ。』と言ってダルそうに肩を下げている。
確かに蓮が予知夢を見ているか見ていないかでは大きな差がある。