夫婦の始まりは一夜の過ちから。
「いやっ…!」
「夏芽ちゃん叫ばないで」
思わず大声で叫びそうになった私の口をアイドルは掌で塞ぐ。
「まだ6時だからね。近所迷惑になるよ」
「んー!」
「叫ばないって約束したら退ける」
叫ばない叫ばない!
こくこくと何度も頷けばアイドルの掌がはなれていき、大きく口で息を吸った。
そして手に持った毛布で身体隠し口を開く。
「着替えるからあっち見てて」
「なに今更?」
「いいから。棚の方向いてて」
アイドルは何か言いたそうだったけど、はいはいと言い私に背中を見せた事を確認して散らばっている下着を取る。
昨日の夜はあのまま寝ちゃったからなぁ…
その、アイドルとエッチをした後。