夫婦の始まりは一夜の過ちから。
お昼休みの少しの間だけどことみといっぱい話せていっぱい聞く事もが出来た。
ことみに避けられてた時間の分だと思うとまだまだ足りっこないけど。
「ねー、今日はもちろん夏芽の奢りだよね?」
道理で一番高いパフェを頼んでいたわけだ。
まあ、今日は許す!
ことみから伝票を受けとり自分の伝票と一緒にレジで支払い終え、先に出ていたことみを追うように喫茶店を後にした。
「ご馳走さまー」
「どうせならもっと高いの注文しておけば良かった?」
「充分高かった」
「まあ、そのついでって事でコンビニでおやつも…」
外に出るとにかっと笑顔のことみがいてホッとしながら、改めて思うのはやっぱり私はことみとこの関係でずっと居たいとううことだ――…