泣いていたのは、僕だった。
生と死と。

side翔一



解放されたかったんだ。

長い長いこの生から。



消えてしまいたかったんだ。

苦しいだけのこの世から。




救いを求めて伸ばした手を、



一体誰が掴んでくれるだろう?



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