覆面レスラー少女H



あ~?あれは、牛か?まぁいいよ。




そんな気分だった。



高橋君は、観察を続けながら私の短パンをそっとめくった。



短パンが長くて太ももが見えにくいのだ。




だが、私は、高橋君の思わぬ繊細な手つきにドキリとして心の中のテーマソングを変えた。




迫る~ショッカー地獄の軍団♪




何故か仮面ライダーの平成藤岡弘。バージョンになってしまった。




興奮状態って事だと自分自身で納得するしかなかった。




高橋君は、観察を終えるとゆっくり触り始めまてため息をついた。




「ハスミちゃん素晴らしいよ。」




私は、思わず高橋君に処女じゃないけど二人目だけど、高橋君ならいいよ。




そのかわりシャワーだけは、浴びさせてと言いそうになったが、高橋君が誉めているのは太ももだと我に帰って思った。





いかんいかん、妄想癖がトレーニングで頭がぼーっとすると更に増してしまうようだった。




これは、少し気を付けないと大失敗をしてしまいそうだった。




私は、頭をふった。


< 18 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop