覆面レスラー少女H


高橋君は、酒屋の裏に来ると私の目を見て真剣な表情で話した。




「ハスミちゃん次のバトルロイヤルだけど、協力しない。


金さんとボボさんは、さっき隠れて最初は協力しようって言ってたよ。


先ずは、皆多分山尾さんを狙って行く気みたいだよ。


あの人が一番強いからね。


それに玉田さんがさっきの試合で、ハスミちゃんを恨んでる気がするから、玉田さんがハスミちゃんを狙って来たら二人で対抗出来るし先ずは山尾さんを倒しに行こうよ。」




高橋君!やはり、あなたの頭の中は、プロレスの事だらけね!




私は、期待して頭がボ~っとなり羽が生えた蝶のような状態だったのにイタズラっ子に羽をむしり取られた気分になってしまった。




しかし、高橋君は、私に協力を求めて来た。




私じゃないと駄目なのかも知れない。




それとも適当な協力者が居なかったからか?




ネガティブに考えないようにしよう。




高橋君なら協力するよと思うとむしり取られた羽がムクムクまた生えて来たような気がした。


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