(続)それでも大好きなんです
「あんたこそ、早く別れてよ。邪魔なの、あんたが」
「人の夫に手出していいと思ってんの?」
「好きなら、そんなの関係ないじゃん!」
「…さいてい」
私は美沙のホッペをビンタした。
「あんたバカじゃないの!?」
「別に好きになるのは自由でしょ?」
「誘拐は犯罪よ!」
「知ってるよ。私はあんたたち、3人に消えてほしいの」
「え?」
「そうすれば、拓哉は私の手に入る」
…こいつ、頭おかしい。
「だから死んでよ!」
ポケットからカッターを出して、襲いかかってきた。