(続)それでも大好きなんです
「ただいまー」
「あら!?拓哉おかえりー。…そちらの方は?」
「あ、私…小日山夏希です!」
「もしかして、拓哉の彼女ー!?」
「はい」
「まぁ!ほら早く上がって!」
私達は家の中に入って、さぶとんに座った。
「今、お父さん呼んでくるから待っててね!」
そう言うと、拓哉のお母さんは出ていった。
「元気のいいお母さんだね」
「元気よすぎて困る」
そんな話をしていると、お義母さんとお義父さんが入ってきた。