実録幽霊が棲む屋敷(第1話)
タイトル未編集
俺は
元々長崎県に居たんだけど…
親の都合で佐賀に越してきたんだ…
バリバリに働いていたオヤジが急に体調を崩し
腎不全になり
人工透析をしないと
生きてはいけない身体になってしまった…
オフクロはスーパーのパートと
ある金持ちの家の家政婦の仕事を掛け持ちしながら
俺と姉と弟を育ててくれていたんだけど…

なんせ借家住まいで
家賃すらままならず
何度か引っ越しを繰返し

その格安の物件の
古びた屋敷に移ったんだ…
部屋の数が座敷、茶の間
合わせて5部屋なんだけど…

当時は
犬を一匹
ニャンコを一匹飼ってたんだ…
(↑ニャンコ?猫好きか?)

ニャン!
(↑いい歳のオッサンが…)
(↑キショ過ぎる…)


ただ…
飼ってる猫が
長続きしないんだょ…
(↑お前が浮気ばかりしてたんだろ?)

まぁ…
持って2、3ヵ月かな…
(↑このタラシが…)

つか
猫だぞ!!
お前…
何の話をしてんだ?
(↑?…)
(↑そう言われるとね…あ!?お前ブサイクやし…)


飼ってる猫が
急に居なくなったり
急に亡くなったり…
ラジバンダ…
(↑その辺で辞めとけ!)

何匹飼っても
同じ結果なんだ…
(↑お前の口臭がキツくて逃げてたんだろ?)

はぁ?
俺の口臭か?
歯槽膿漏みたいに言うな!!
(↑ヤメロ…顔近いって…)


でも
ある日その謎が…
無駄に広い座敷に
タンスが1つあり…
(↑タンスの単位は一竿だ!!)
ソコに登っては
ジャンプしてたんだ
(↑アホか?)

弟とプロレスしたり
(↑一方的にだろ?)

濁点…
ばぐでん
(↑濁点取ろうね~)
(↑バク転だろ?)


なんせ古い家だったから

ミシッ…
バキッ!

とうとう
畳みの下に敷いた
板と土台が破壊され
ドリフみたいに
畳みが半分浮き上がって
しまったんだ~
(↑何とかしないと、オヤジが帰ってくるぞ!)


病院通いしてた
オッサンは
(↑ソコはオヤジって書けよ!)
オフクロを途中で載せて
ハーレーで帰ってくる…
(↑スーパーカブだろ?)

3D麺でガッツリ1、5倍だ!!
(↑それはスーパーカップ!)


って…
どげんかせんばいかん!!
(↑東国原か?)


俺は
畳みを持ち上げて
板を外して
土台をみる為に
弟に靴を持って来てもらい…
しゃがみ込んだ…


ゲッツ!!
(↑ん?名前なんだっけ?)
ダンディ坂野だ!!
(↑また売れてるの?)

ダンディは頑張ってるぞ!


暗さで
見えなかったが
四方八方
月亭八方
(↑言うと思った!!)


な、なんと!
(↑深夜のテレショップか?)

無数の
猫の死体が…
最近のヤツから
ミイラ化した物まで
ざっと数えても
十数匹はいたんだ…

この屋根は
高床式だったので
外からの出入りも
自由に出来て
土間に行けば
家の中まで簡単に入れるんだよ…
(↑じゃ…オヤジに閉め出されても、いとも簡単に、忍び込めるのか?)


まぁな…
ただ
ほふく全身しながら
猫の死体を見るという
ハンデがあるけどな…


飼い猫は
住んでた屋敷の下が
猫の死に場所になってた事を知ってたんだな…
(↑猫って…意外にそういうのに敏感だからな…)


いてもたっても
いられず…
ここから逃げ出したんだろうな…
(↑それとも…)
(↑猫の怨念が…)


おい!
ツミコミ君よ…
後ろ~
後ろ~
(↑志村か?)
(↑字が似てるけど…)
(↑つみこみ君って…)

(↑なんだ?)

お前の後ろに…
猫がおんねん…
(↑はいはい♪)
(↑よくできました♪)


この屋敷での
不可思議な現象は…
まだまだ
蛇口に…
序の口に過ぎなかった…

ブレ少年期の
心霊体験談は…
この屋敷から始まった…


(猫が棲みつかない理由…終)
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