Sweet milktea
  「まだ昼御飯食べてない!」

「早くゆったんのとこ戻らなくちゃ。」

 




 屋上を出て教室に向かった




  




........................................


 「ゆったんー..遅くなってごめん。」

「鈴いなくて寂しかったよー..」



   目尻を下げながら寂しそうな素振りをしているのは

     私の親友の
    田崎由利-たざきゆり-


   家がご近所さんで小学校からの幼馴染み。


  ぱっちりした目にスッと通った鼻。
 小さな顔、美人さんだ。


   髪をゆるくお団子にしているところが
  また可愛い。




 「また告白?」

 「うん..そうみたいだね。」

 「そっかそっかあ。鈴ちん可愛いもんなあ
    私も彼女にしたいぐらいね。」

  「そう言ってるゆったんが可愛い。」

 「鈴ちん大好き!」
     

   「あはは。」


  「鈴~次の授業移動だよー。ご飯食べたら行こ」
 
 「うん。」

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