好きだから、



ーーーーー数日後ーーーーー



ピーンポーン




千早だ・・・・


「はい・・・・」



ガチャ・・・・




「オッス!愛美!!美零(ミレイ)ちゃんいる?」



ズキン





千早はいつもそう。

私じゃなく、お母さんでもお父さんでもなく、



お姉ちゃんに会いに来る。





「いるよ・・・・」


私がそう言うと、千早の顔がほころぶ。




ズキン




私にはしない顔・・・・





「お姉ちゃん!!!!千早来た!」




ガタガタッ!!



『キャッ!』


階段から落ちたな・・・・




お姉ちゃんは可愛くて、正直お姉ちゃんというよりも、妹って感じ。



千早が好きになるのもよくわかる・・・・













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