everyday interesting〜アナザーワールドストーリー〜THE2nd
殺那と増田のデート?
そして月曜日の朝。

増田が登校していると後ろから敢がやってきた。

敢「今日もいい天気だなあっと!」そういってゴツッと増田の頭を殴った。

増田「何も朝っぱらから殴らなくても…」

敢「うるせえよ。ところでお前何時に寝た?」

「夜中の1時だよ… そのせいで眠い眠い」 増田はあくびをしながら敢に言った。

そんな会話をやっているうちに学校に到着した。

教室には刹那、栽騎、仙兄、輪廻などがすでに居た。

栽・仙「おーっす、増田、敢」

増田「ういっす」

敢「おはよう」

刹那「遅いぞ馬鹿野郎ども〜」

増田「あと5分もあるじゃないか。チャイムが鳴るまでに教室に居ればいいんだよ」

刹那「口答えするな馬鹿野郎〜」

増田「はいはい」

自分の席に向かっていると、明日香が「増田、おはよう」と言ってきた。

増田「おはよう、明日香」

増田は席に着いた。席について数分もしないうちにナベさんが教室の中に入ってきた。

ナベさん「ほら〜、席につけよ〜」

昨日の花見の際に飲んだ酒がまだ残っているようで、顔をしかめていた。

刹那「お前酒臭いな、馬鹿野郎〜」

ナベさん「昨日の酒がまだ残ってんだよ。二日酔いで頭も痛いしなあ、散々だよ」

明日香「自業自得ね、ナベさん」

ナベさん「そう言われると返す言葉がないんだよなあ」

ナベさんは少しがっかりした様子で生徒名簿を広げて出席を取った。

ナベさん「えーっとな、今日は市の教師が集まっての会議があるから午前中日課だ、喜べ」

クラス中から歓声があがった。

増田「あれ、ということは…国語と数学は今日はないのか…」

敢が増田の肩にぽん、と手を置き、ゆっくりと息を吸い

「ざまぁwww」と声高々に吐き捨てた。

増田は無言で敢を殴った。
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