vampire*love2





グイッと、力ない腕に顔を押され、




意識がはっきりする。




「気は…はぁ…す、みま…したか?」



「あ……わ、たし…」


今、何を考えた…?



「大、丈夫…ですから。


満た…されまし、たか?」



「あ、はい…」



この男の血を、


全部飲み干したくなった…


「では、私はこれで。」



ふらっと立ち上がって柳葉さんは部屋を出た。






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