紅蓮の鬼
-----ドォンッッ
「っ!」
先程とは比じゃないほどの威力だ。
風圧と威力で、分厚い壁に穴が開く。
――まさか
ワタシの頭に浮かびあがった一つの仮説。
「なにボケっとしてんだ!」
楓太がワタシを担いで、別の木の上まで跳躍した。
「う゛おらぁぁぁぁぁあッッ」
千秋を見ると、今までにないくらいの威力で壁を壊していた。
風圧で木々はなぎ倒され、根こそぎ抜かれた木は殺石岩に当たり、燃えていた。