紅蓮の鬼
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どれくらい経ったのだろうか。
物音一つ立たない。
意を決して、私は外に出た。
『………藺草さん…っ…』
目の前に広がるのは、死体。
血を流して死んでいる人もいれば、口から泡をふいて死んでいる人もいる。
後者は黒鬼の力だ。
『藺草さん…っ』
私は彼の元へと走る。
だけど。
『ウッッ!!?』
突然の吐き気が私を襲う。
――今はこんな場合じゃないのに