紅蓮の鬼


「とりあえず、最初はワタシの攻撃を全てかわしてみろ」


淋からの攻撃を全てかわす?


「え、それだけ?」


俺がキョトンとして聞くとフツーに淋は頷く。


攻撃ってさっきのだろ。


楽勝…でもないけど、到底無理でもない。


いける。


「よっしゃッッ!!!おねがいします!!!!」


俺はデカい声張り上げて、頭を下げる。


俺の頭上から、フッと笑った声が聞こえた。




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