同居人はNo.1ホストー3ー完
誕生日プレゼント












(誰……??)






部屋の奥から優しい声が聞こえて来た。







だけど、どこか弱々しく聞こえる。








「すっ、すみませんっ!!


勝手に入って。



あの……その道に迷って……」









あたしは、謝罪の言葉を言って頭を思いっ切り下げた。








(こちらに、来なさい。)








あたしは、声がする方にゆっくりと向かった。








すると、段々とベッドが見えて来た。








あっ……








あたしは、歩いていた足を止めてジッとベッドを見つめた。








(こんにちは。)








あたしの目線の先には……ベッドに座っている一人の女だった。








ベッドに座っている女の印象は、とても肌が白くやせ細った体に……






綺麗な長い黒髪をした女だった。







そう一言で言うなら、綺麗な人っと言う方が合っているだろう。







その綺麗な女を見て、あたしは見惚れてしまった。








「あの……」








あたしが、話かけると綺麗な女はニッコリと微笑んでベッドの近くにあった椅子に手を差し伸ばした。









(どうぞ、おかけになって。)








「はっ、はい。」









椅子に座って女をジッと見つめる。








あたしは、綺麗な女を見て不審に感じた。


  





アレ……この人……誰かに似てるようなー………
























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