同居人はNo.1ホストー3ー完
やっぱり尚希って小野原財閥の上に立つ人なんだ……
あたしは、この時また……尚希が遠い存在なんだと実感する。
そんなことを思いながら、そんな光景をボーッと見ているとー……
「……おい。お前」
ビクッ……
「はっ、はい……!!」
返事をし尚希の方を見ると、そこにはさっきの黒いオーラーはなくなっていた。
いつもの……あたしが、知っている尚希だ。
「怪我は?」
尚希は、ゴツいマッチョに捕まれていた腕をジッと見つめた。
「大丈夫……元はと言えば、あたしが怪しまれるような行動をしたからで……」