同居人はNo.1ホストー3ー完
「あたし……あの時、後悔した。
思ってもいないこと言ってアイツを怒らせた。
何で……素直になれないんだろう。」
(……………アイツも不器用だからな。)
甲斐君は、お酒を飲んでポツリと呟いた。
甲斐君が、何て言ったのか聞こえなくって聞き返す。
「えっ……?」
(いや……アイツのことだろ。
どうせ、何か企んでるんだろ……)
何、企んでるって……
「何を企んでるの?
アイツ………」
(自分で、確かめろ……
お前らのことだろ……)
そう言う冷たい甲斐君。
「そーだけどっ……」
分かってるよ……コレは、あたしと尚希の問題だって。
けど、けどさっ……
「確かめるって言ったって……
あたしら喧嘩中なんだけど……」
それなのに、何て言ったら良いの?
(今、自分が思っていることを正直に話せば良い……
アイツも、心に思ってもいないこと言ったんだろ。)
甲斐君って………
「尚希のこと、意外と分かってるんだね。」
ちょっと、意外かも……
(同じ、仕事仲間だからな……)
ハァ……
「うん……じゃあそうしてみるよ……」