彼氏。彼女。。。
「ざざーっ。」

どこからか聞こえる海の音。

「あははっ」

笑い声。

「ぶぉーーーんっ」

バイクの音。

「どかーん!!」

何かと何かが当たる音。

• • •。

「おーーーーいっ」

大丈夫かとでも言う声。

「羽• • •っ」

風麻が呼んでいる• • •

「「羽琉!!!!!」」

目が覚めた。

夢• • •。何か嫌な夢を見た気がする

「風麻• • •?」

なんでだろう、涙がこみ上げてきた。

「ど• • •どうしたっ!?具合でも悪いのか!?」

風麻の顔が必死になっている。

「ふっ」

鼻で笑ってやった。

「なっ////笑うな!」

「この間のお返し(笑」

「くそっやられた(笑」

そして二人で思いっきり笑った。

「あははははははっ」


そして• • •夜があけた• • •

ふぁーぁ

「おはよー」

ガタン、ガタン

何の音だろう。

「あ、起きた?羽琉、今日で退院だとよ」

風麻が小さなダンボールに荷物を詰めていた。
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