お前だけは俺のもの



俺の彼女は泣いていた。




「早くいってよ.......!私だってちゃんと理解できたよ!?」






「ごめん.............」





「だけど.......私も渉くんを苦しめてたんだね......」










「え?」




「ごめんね.....これじゃ私振られたって当たり前だよね........振ったの私だけどさ.....」




彼女はフフっと優しく笑った。







< 46 / 81 >

この作品をシェア

pagetop