seven kisses
私たちは、付き合ってもうすぐ一年になる。
なのに直紀は、そんな私の不満に気付いてない。
デート中、私が考え事をしていたら、いつものセリフが出てきた。
「どうした?お兄ちゃんに何でも言ってごらん。」
「.......。」
「あれ?何?この空気?」
「.......。」
「え、だって、俺たちって、名前も『直紀』と『瑞希』で語呂合ってるし、兄妹みたいだよね?」
「.......。」
「なんつって。」
「.......。」
「.....ねぇ、ちょっと、怒ってんの?」
「もういい。」
なのに直紀は、そんな私の不満に気付いてない。
デート中、私が考え事をしていたら、いつものセリフが出てきた。
「どうした?お兄ちゃんに何でも言ってごらん。」
「.......。」
「あれ?何?この空気?」
「.......。」
「え、だって、俺たちって、名前も『直紀』と『瑞希』で語呂合ってるし、兄妹みたいだよね?」
「.......。」
「なんつって。」
「.......。」
「.....ねぇ、ちょっと、怒ってんの?」
「もういい。」