seven kisses
そうしたら、直紀はいつもみたいに私を抱きしめて、愛おしそうに頭を撫でてくれた。
悔しいけど、何かホッとする。
この感覚って、何なのかな?
優しくて、温かくて、安心して.......
「妹扱い」は嫌だけど、無意識のうちに「お兄ちゃん」みたいに頼っちゃってるのかも。
でも、今日は直紀に絶対に言おうと思っている言葉がある。
私なりに、覚悟を決めて来たつもりだ。
言った後どうなるのかは、全然見当つかないけど.......
「ねぇ、直紀は私のこと、好き?」
「好きだよ。って言うか、大好きに決まってるだろ。」
「ほんと?」
「ほんと。」
「じゃあ、私のお願い、聞いてくれる?」
「何だい?」
「.....今日は、帰りたくない。」
「.......。」
悔しいけど、何かホッとする。
この感覚って、何なのかな?
優しくて、温かくて、安心して.......
「妹扱い」は嫌だけど、無意識のうちに「お兄ちゃん」みたいに頼っちゃってるのかも。
でも、今日は直紀に絶対に言おうと思っている言葉がある。
私なりに、覚悟を決めて来たつもりだ。
言った後どうなるのかは、全然見当つかないけど.......
「ねぇ、直紀は私のこと、好き?」
「好きだよ。って言うか、大好きに決まってるだろ。」
「ほんと?」
「ほんと。」
「じゃあ、私のお願い、聞いてくれる?」
「何だい?」
「.....今日は、帰りたくない。」
「.......。」