認めないから!

私の隣



弥生が転校した後。


南は毎日毎日私の教室へやって来た。



弥生と付き合ったという報告をして以来、月に1、2回しか来なかった南が、だ。



しかも、私は南をずっと無視し続けていたんだ。




「沙羅さん、僕今日、綺麗なお花見つけたんです!」


「…………」




目も合わせなかった。
クラスの女子が私達に注目してもそんなの関係無かった。




「あ、昨日シュート決めたんです!」


「…………」




ただ南が一方的に喋るだけ。


私は空気。


南と話す気なんてなかった。
< 220 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop