「1/4の奇跡」左側の君に【完】
拓人がそうつぶやくと、
拓人の柔らかい唇が、
優しく私の口をふさいだ。
ちょっと息が苦しくなって、唇を開けたら、
拓人の温かい舌がゆっくり入ってきて、
私の舌を求めた。
ずっと一緒にいる約束のキス
どんなことがあっても、
ずっと離れない。
私たちはずっと
ずっと一緒。
終わりの見えない長いキスを受け止めながら、
私はその約束を、
頭の中で何度も繰り返していた。
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