「1/4の奇跡」左側の君に【完】




家に着き、いつものようにご飯を食べ、


お風呂に入り、


自分の部屋のベットに寝転がって、


0時になるのを待った。




何度も携帯を眺めては、

拓人からのメールがないことに、

ちょっとへこんで。。。




いっぱいメールをしてもいいと言ってくれたけど、

さすがに何度も送るのも・・・と、

携帯を布団に放り投げて立ち上がり、

天体望遠鏡を覗いた。





♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪



メールの音がして、


急いでベッドに飛び乗って、

携帯を見た。





・・・・・お父さんか。。。。



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花音!空見ているか!

0時ぐらいから2時がピークだぞ!


お父さんも見ているからな!!

明日帰るぞ~!!

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はいはい。



天文台の写メ付き。


わ・・結構人数集まっているな・・・





返信するか。。。



なんて返信しようかな・・・


お父さん、私彼氏できたよ・・なんて言ったら、


お父さん倒れちゃうかも。





う~ん





・・・・・・・・・




・・・・・・・・






・・・・・・









・・・・







・・・









♪♪♪   ♪♪♪   ♪♪♪





わっ!




持っていた携帯がいきなり鳴ったから、



びっくりして目が覚めた。



・・・私寝ちゃってたんだ・・・



・・・って今何時?????


携帯画面を見ると、

時間よりも・・・



・・・・・・・・・・・
受信1件 和泉拓人
・・・・・・・・・・・




















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