あなたなんて、大嫌い


いつもと変わらない私の様子を見て、徐々に騒がしさを取り戻す教室


「私、聡と別れて本当に良かったよ…」


「もっともっと、いい恋探さなきゃね?」


「うん!!」


4限目の授業が終わり昼休み、お弁当を食べ終わった私たちは、深月の2歳年上の彼氏の愚痴を聞いていた


「もぉーっ、本当にあり得ない!!」


深月の怒りは収まらない



< 18 / 134 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop