あなたなんて、大嫌い


「俺何もしないよ?」


咄嗟に声をかけてしまった


「いや、別に、そんなつもりじゃ…」


「そ。別にいてくれて構わないよ」


どうしたんだ俺、一人でいる時間が好な筈なのに


でも、全く知らない子と話すっていうのも何か面白いかも


そう思った俺は、フェンスの近くに座った彼女に声をかけた



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